曲名Karma Police
(カルマ・ポリス)
アーティスト名Radiohead
(レディオヘッド)
収録アルバムOK Computer
リリース日1997年 8月25日(シングル)
1997年 5月21日(アルバム)

Karma Police/Radiohead 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Karma police, arrest this man
カルマポリス この男を逮捕してくれ
He talks in maths, he buzzes like a fridge
話すのは数字ばかりで 冷蔵庫みたいにうるさいんだ
He’s like a detuned radio
壊れたラジオみたいなやつだよ

Karma police, arrest this girl
カルマポリス あの女を逮捕してくれ
Her Hitler hairdo is making me feel ill
あのヒットラーみたいな髪型を見ると気分が悪くなる
And we have crashed her party
あの女のパーティーに押しかけてやったよ

[Chorus]
This is what you’ll get
そんな思いをすることになる
This is what you’ll get
そんな思いをすることになる
This is what you’ll get
そんな思いをすることになるんだ
When you mess with us
俺たちに楯突いたらな

[Verse 2]
Karma police, I’ve given all I can
カルマポリス やれるだけはやったよ
It’s not enough, I’ve given all I can
十分じゃないけど やれるだけはやった
But we’re still on the payroll
でも俺達はまだ雇われてる

[Chorus]
This is what you’ll get
そんな思いをすることになる
This is what you’ll get
そんな思いをすることになる
This is what you’ll get
そんな思いをすることになるんだ
When you mess with us
俺たちに楯突いたらな

[Outro]
For a minute there, I lost myself, I lost myself
少しの間 俺は自分を見失った
Phew, for a minute there, I lost myself, I lost myself
少しの間 俺は自分を見失っちまった
For a minute there, I lost myself, I lost myself
少しの間 俺は自分を見失った
Phew, for a minute there, I lost myself, I lost myself
少しの間 俺は自分を見失っちまった

Karma Police/Radiohead 解説

タイトルの「Karma Police」はRadioheadのメンバーの中で当時流行っていた内輪ジョークから来ているそうです。なんでもメンバーが何か悪い事をした時、”The karma police is gonna get you.(カルマポリスが捕まえにくるぞ)”と言いあっていたとか。

その曲調やタイトルのイメージから「Karma Police」はディープな推察やシニカルな考えを盛り込んだリリックに思われがちですが、ソングライターのトム・ヨークによればこの曲は「中間管理職に噛みつく大企業の労働者」をイメージして作られたらしいです。

社会人として働くと、無茶な上司の要求にはらわたが煮えくり返る思いをして、心の中で「こいつボコボコにしてやる…!」って思うことってありますよね(笑)そんな心の中で自分の代わりに相手に仕返ししてくれる存在を、Karma Policeとこの曲は表現しているのです。しかもそうやって心の中で激怒しても、しばらく経てば我に返って冷静になるものですよね。そんなところも上手く表現された名曲だったりします。