「Piggies」はリヴァプール (イギリス) のロックバンド、ザ・ビートルズが1968年に発表した楽曲です。2枚組アルバム『ホワイトアルバム』に収録されたジョージ・ハリスンの作品です。

警官の別名として使われた「Pig(ブタ)」を使って中産階級を揶揄するメッセージソングです。

印象的なイントロのハープシコードはクリス・トーマスによるもの。休暇中のジョージ・マーティンに代わって代役プロデューサーを務めました。

ジョンは“フォークとナイフを握りしめて自分のベーコンを食べてる”の一節を提供してます。豚の鳴き声もジョン担当です。ポールはブタの鳴き声を意識したベースを弾いてます。

What they need’s a damn good whacking
全力でぶん殴られるといいよ

この強烈なフレーズはジョージの母ルイーズ・ハリスンが考えました。

Piggies/The Beatles 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Have you seen the little piggies crawling in the dirt?
泥の中を這いずり回る子ブタを見たことある?
And for all the little piggies, life is getting worse
すべての子ブタにとって、生活はひどくなるばかり
Always having dirt to play around in
いつも泥遊びをしてる

[Verse 2]
Have you seen the bigger piggies in their starched white shirts?
パリッとした白シャツを着た子ブタを見たことある?
You will find the bigger piggies stirring up the dirt
太ったブタは泥をかき回す
Always have clean shirts to play around in
いつだって綺麗なシャツで遊んでる

[Bridge]
In their sties with all their backing
安全な豚小屋に住んで
They don’t care what goes on around
周りで何が起きようとも気にしない
In their life, there’s something lacking
彼らの人生には何かが欠けてる
What they need’s a damn good whacking
全力でぶん殴られるといいよ

[Verse 3]
Everywhere, there’s lots of piggies living piggy lives
どこでもブタみたいな生活を送るブタがいるよ
You can see them out for dinner with their piggy wives
ブタの奥さんを連れてディナーに出かける
Clutching forks and knives to eat their bacon
フォークとナイフを握りしめて自分のベーコンを食べるんだ

[Outro]
One more time
もう1回やろう

曲名Piggies
(ピッギーズ)
アーティスト名The Beatles
(ザ・ビートルズ)
収録アルバムThe Beatles : The White Album
リリース日1968年 11月22日(アルバム)