Rain On Me/ &

リリース:5月22日
録音:Hollywood (Conway Recording)
レーベル:Interscope
作詞作曲:Stefani Germanotta, , Nija Charles, Rami Yacoub, Michael Tucker, Martin Bresso, Alexander Ridha, Matthew Burns
プロデュース:BloodPop, Burns, Ridha, Tchami

Rain On Me(レイン・オン・ミー)は、アメリカのアーティストである(レディー・ガガ)が2020年にリリースした曲。アルバム『Chromatica』に収録。今回はこの曲の歌詞を和訳していきます。

Rain On Me/ & 歌詞和訳と意味

楽をしたかったわけじゃない
ただ楽しい時間を過ごしたかっただけ
雨を降らせてなんて言ってないよ
ちゃんと私は現れたのにあなたは何もしてくれなかった

降り注いでくる みじめさに涙が出る
降り注いでくる 覚悟はできてる 浴びてやるわ

濡れたくはないけど 死にはしないから
降り注げばいい 浴びてやるわよ
濡れたくはないけど 死にはしないから
降り注げばいい 浴びてやるわよ

この世界に潔白な人なんていない
もちろんみんな努力はしてるよ
でもホントのことは隠さずにいたから
私は心を失ってない

肌で感じるの 涙が顔を伝ってる
罪を洗い流して お願いよ

濡れたくはないけど 死にはしないから
降り注げばいい 浴びてやるわよ
濡れたくはないけど 死にはしないから
降り注げばいい 浴びてやるわよ

降り注げばいい 浴びてやるわよ
かかってきな

空に手を掲げて 私が君の宇宙になる
今にも飛べそうよ 降ればいい 津波のようにね
空に手を掲げて 私が君の宇宙になる
今にも飛べそうよ かかってきな

濡れたくはないけど 死にはしないから
降り注げばいい 浴びてやるわよ
濡れたくはないけど 死にはしないから
降り注げばいい 浴びてやるわよ

雷の落ちる音がする
降ってきたらどう?
雷の落ちる音がする
降ってきたらどう?
浴びてやるから

「Rain On Me(レイン・オン・ミー)」 – (レディー・ガガ)の歌詞を和訳

Rain On Me/ & 解説

Rain On Meは、自分に降り注ぐ苦難を「雨」に例えて、「降り注げばいい(Rain On Me)」と負けない意志を強く示した曲です。レディー・ガガとアリアナ・グランデがコラボするのは、実は今回が初。ガガはこの曲へ込めた意味についてこのように語っています。

“It’s also a metaphor for tears and for the amount of alcohol I was taking to numb myself. I’d rather be dry. I’d rather not be drinking, but I haven’t died yet. I’m still alive. Rain on me. Okay, I’m going to keep on drinking. This song has many layers.”

(これは涙のメタファーでもあるし、私が自分をマヒさせるために飲んだ酒の量のメタファーでもあるの。涙は流したくない。お酒は飲みたくないけど、まだ死んでない。まだ生きてる。涙が流れることもあるの。なら私はお酒を飲み続ける。この曲はいくつも意味があるわ)

MVも印象的で、この曲が収録されているアルバム『Chromatica』のジャケットを想起させる姿のガガが、足にナイフを刺されて地面に伏せたところから始まります。途中で雨のようにナイフが降り注ぐ描写もあり、やはり「雨=苦難(批難)」の比喩なのだと思い知らされます。

Rain On MeのMVが公開された、ちょうど3年前の2017年5月22日。この曲でコラボレーションしているアリアナ・グランデは『デンジャラス・ウーマン・ツアー』で世界中を回っており、その日はイギリスのマンチェスターで公演でした。公演が終了し、観客が帰ろうとした直後、会場のエントランス・ロビーで爆発が発生。自爆テロでした。

このテロで犯人を含む23人が亡くなり、59人が負傷しました(マンチェスター・アリーナ爆発物事件)。これを受けたアリアナはツアーを中断しフロリダの自宅へと戻ります。彼女は当時のTwitterで悲しみの胸中を明かしていました。

“broken. from the bottom of my heart, i am so sorry. i don’t have words.”
(打ちのめされた。心の底から。本当に残念。言葉も出ない)

そんなトラウマを抱えた彼女がレディー・ガガと共にリリースした、Rain On Me。リリース日もちょうど事件から3年後です。降り注ぐ苦難を受け入れ強く生きようとする歌詞、そんな曲へのコラボレーションは、事件に対するアリアナの固い意志の表れだと思います。

ちなみにMVの監督は、映画『シン・シティ』や『アリータ:バトル・エンジェル』などの監督も務めたロバート・ロドリゲス。MVのサイバーパンクっぽい雰囲気には、『アリータ』だけでなくサイバーパンクの金字塔『ブレードランナー』の影響も感じられますね。