Taxman/The Beatles 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Let me tell you how it will be
税金の仕組みを教えてあげましょう
There’s one for you, nineteen for me
あなたが1で私が19
Cause I’m the taxman
なぜなら私がタックスマンだから
Yeah, I’m the taxman
私はタックスマン

[Verse 2]
Should five percent appear too small
5%では不服そうですね
Be thankful, I don’t take it all
全部取らないだけでも感謝して下さい
Cause I’m the taxman
なぜなら私がタックスマンだから
Yeah, I’m the taxman
私はタックスマン

[Bridge]
(If you drive a car, car) I’ll tax the street
車を運転するなら道路に税金をかけましょう
(If you try to sit, sit) I’ll tax your seat
座るなら座席に税金をかけましょう
(If you get too cold, cold) I’ll tax the heat
寒すぎるなら暖房に税金をかけましょう
(If you take a walk, walk) I’ll tax your feet
散歩するならあなたの足に税金をかけましょう
Taxman
タックスマン

[Refrain]
Cause I’m the taxman
なぜなら私がタックスマンだから
Yeah, I’m the taxman
私はタックスマン

[Verse 3]
Don’t ask me what I want it for
私が何にお金を使うかは聞かないで下さいね
(Haha, Mr. Wilson)
ハハハ、ミスターウィルソンさん
If you don’t want to pay some more
あなたがこれ以上払いたくないなら
(Haha, Mr. Heath)
ハハハ、ミスターヒースさん
Cause I’m the taxman
なぜなら私がタックスマンだから
Yeah, I’m the taxman
私はタックスマン

Mr. Wilson:当時の首相
Mr. Heath:当時の野党の党首

[Verse 4]
Now my advice for those who die
死んだ人間にも忠告しなくては
Declare the pennies on your eyes
あなたの瞼の上にある小銭も申告して下さいね
Cause I’m the taxman
なぜなら私がタックスマンだから
Yeah, I’m the taxman
私はタックスマン

[Outro]
And you’re working for no one but me
あなたは私のために働いてるんです

曲名Taxman
(タックスマン)
アーティスト名The Beatles
(ザ・ビートルズ)
収録アルバムRevolver
リリース日1966年 8月5日(アルバム)

Taxman/The Beatles 解説

「Taxman」はリバプール(イギリス)のロックバンド、ザ・ビートルズが1966年に発表した楽曲です。ジョージ・ハリスンの楽曲です。

ジョージの曲を1曲目に持ってくることはジョージの曲がリスペクトされてると思われがちですが、実際は違ったようです。ジョンとポールはジョージの曲に無関心で、ジョージ・マーティンは時に軽んじてたのを後悔してるようです。

もちろん認めてるから1曲目に選ばれてるわけですが。ベースとギターソロはポールによるもので、ポールのアレンジ力が光る曲でもあります。

我々は「Something」を作ったジョージを知ってるので “舐められてるジョージ” を想像するのは難しいです。私の中ではビートルズにスパイシーと毒素を持ち込んだのがジョージ・ハリスンだという認識です。

このギスギスした感じがバンドが崩壊した要因なんでしょうか。リンゴは解散の要因をジョージの台頭と語ってるので、少しバカにされてるジョージの方がバンドのバランスをとっていたのかもしれません。

歌詞はお金を稼ぐにつれて不加税、特別不加税、死ぬ時は遺産税と税金だらけじゃないかという曲です。かなり皮肉たっぷりの曲でジョンのアイデアです。それでもクレジットはハリスン&レノンにはしないんですね。

結論「Taxman」はビートルズです。