Holiday/Green Day 歌詞和訳と意味
[Verse 1]
雨の降る音が聞こえる
アルマゲドンの炎のように降りそそいでいる
可哀想に 名もなき人が死んだ
犬がやかましく吠えている
「信念と苦悩」という賛美歌に
そして血は流れ 兵たちは戦争に敗北した
[Verse 1]
俺は空虚な嘘じゃない夢が見たいのさ
これこそが俺達の 残りの人生の休日の始まり
[Verse 2]
調子はずれのドラムが聴こえる
また別の抗議者がラインを超えた
向こう側の富を見つけるために
またアーメンを唱えていいか
20人くらいが国旗に包まれるがな
冗談だろ 記念碑にプラスチックの袋なんて
[Chorus]
俺は空虚な嘘じゃない夢が見たいのさ
これこそが俺達の 残りの人生の休日の始まり
[Bridge]
「カリフォルニアの下院議員が発言します」
ブッシュ大統領 戦争万歳!
爆弾投下はお前の罪だ
エッフェル塔を粉々にしろ
あいつはお前を批判するからな
バン バン グラスが砕ける
従わないヤツらは皆殺しだ
火の審判だ 火を灯せ
俺には全然関係ないがな
なぜなら俺達は
俺達はアウトローだからな!
[Chorus]
俺は空虚な嘘じゃない夢が見たいのさ
これこそが俺達の 残りの人生の休日の始まり
俺は空虚な嘘じゃない夢が見たいのさ
これこそが俺達の 残りの人生の休日の始まり
Holiday/Green Day 解説
Holidayは反戦歌、特にリリースの前年である2003年のイラク戦争に対するプロテストソングとして生み出されました。歌詞を見ていくと、いくつか引っかかる表現が見つかると思います。しかしそれこそが、「Holiday」がイラク戦争に対するプロテストソングであるということの裏付けでもあります。例えばエッフェル塔についての過激な発言。
エッフェル塔という表現からわかる通り、これはフランスの事です。アメリカによるイラク戦争の開戦にフランスは反対していました。この部分の歌詞は、気にくわない国を武力で制圧しようとするアメリカの姿勢に対する皮肉な訳です。
ちなみに、ソングライターであるBillie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)によると、「Holiday」はBob Dylan(ボブ・ディラン)にインスパイアされ、何度も歌詞を作り直し、2カ月をかけて「Holiday」を完成させたそうです。