No Surprisesは、それなりに裕福な生活を送っている人物が日々の暮らしに疲れ、一酸化炭素で自殺するまでを歌った曲です。ただ完成前の歌詞は寂れた男女関係を歌った内容だったそうです。

この曲は1995年のR.E.Mとのツアー中に作られました。ちなみに何度もリテイクを重ねたものの、最終的にファーストテイクが最も出来が良く、アルバムではファーストテイクが収録されています。

MVは宇宙服のヘルメットのようなものをトム・ヨークが被り、中が水で満たされるという演出がありますが、これはスローモーションで撮影されたそう。まともに撮影してると危ないですから、アイデアの勝利ですね。

[Verse 1]
A heart that’s full up like a landfill
ゴミだめのようなハート
A job that slowly kills you
君を静かに殺していく仕事
Bruises that won’t heal
傷は癒える様子もなく
You look so tired, unhappy
君は疲れ果てて不幸に見えるよ
Bring down the government
政府を打ち倒そうか
They don’t, they don’t speak for us
あいつらは俺らと話し合わないし
I’ll take a quiet life
静かな人生を送ろう
A handshake of carbon monoxide
一酸化炭素と仲良くしてさ

[Chorus]
And no alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
No alarms and no surprises
心配も苦しみもうんざりだ
No alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
Silent, silent
ただ静かにいさせてくれ

[Verse 2]
This is my final fit
これが死に装束ってわけだ
My final bellyache with
腹の痛みもこれで最後さ

[Chorus]
No alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
No alarms and no surprises
心配も苦しみもうんざりだ
No alarms and no surprises, please
何の不安も驚きも与えないでくれ

[Verse 3]
Such a pretty house
これほど素敵な家に住んで
And such a pretty garden
綺麗な庭もあったというのに

[Chorus]
No alarms and no surprises
何の不安も驚きもいらない
(Get me out of here)
(ここから出してくれ)
No alarms and no surprises
心配も苦しみもうんざりだ
(Get me out of here)
(ここから出してくれ)
No alarms and no surprises, please
何の不安も驚きも与えないでくれ
(Get me out of here)
(ここから出してくれ)

曲名No Surprises
(ノー・サプライゼズ)
アーティスト名Radiohead
(レディオヘッド)
収録アルバムOK Computer
リリース日1998年 1月12日(シングル)
1997年 5月21日(アルバム)