曲名Stop Crying Your Heart Out
(ストップ・クライング・ユア・ハート・アウト)
アーティスト名Oasis
(オアシス)
収録アルバムHeathen Chemistry
リリース日2002年 6月17日(シングル)
2002年 7月1日(アルバム)

Stop Crying Your Heart Out/Oasis 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
Hold up, hold on, don’t be scared
持ちこたえろ 頑張れ ビビるんじゃない
You’ll never change what’s been and gone
過ぎたことはもうどうしようもないんだ
May your smile shine on,don’t be scared
笑顔を絶やすな 怖がらないでくれ
Your destiny may keep you warm
運命がきっと君を支えてくれる

[Chorus]
‘Cause all of the stars are fading away
どんな星でも消えていくのだから
Just try not to worry, you’ll see them someday
恐れなければ いつか見られる日が来る
Take what you need and be on your way
必要なものを手に自分の道を行け
And stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ

[Verse 2]
Get up, come on, why’re you scared?
起きてこっちに来いよ どうして怖がる?
You’ll never change what’s been and gone
過ぎたことはもうどうしようもないだろ

[Chorus]
‘Cause all of the stars are fading away
どんな星でも消えていくのだから
Just try not to worry, you’ll see them someday
恐れなければ いつか見られる日が来る
Take what you need and be on your way
必要なものを手に自分の道を行け
And stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ

[Chorus]
‘Cause all of the stars are fading away
どんな星でも消えていくのだから
Just try not to worry, you’ll see them someday
恐れなければ いつか見られる日が来る
Take what you need and be on your way
必要なものを手に自分の道を行け
And stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ

[Outro]
We’re all of us stars, we’re fading away
俺達は皆 消えていく星のようなものだから
Just try not to worry, you’ll see us someday
恐れなければ いつか見られる日が来る
Just take what you need and be on your way
必要なものを手に自分の道を行け
And stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ

Stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ
Stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ
Stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ
Stop crying your heart out
泣くのはもうやめるんだ

Stop Crying Your Heart Out/Oasis 解説

この曲は2004年の映画「Butterfly Effect」に使われました。とても印象に残るシーンでこの曲が流れるんですよね。ここでは映画「Butterfly Effect」の内容と「Stop Crying Your Heart Out」の歌詞がどのようにリンクしているのかを考えてみます。そもそも「Butterfly Effect」を見たことがない人は下に貼った予告編だけ見て帰ってください。重大なネタバレを含む可能性があります。

さて、それでは歌詞とどう関連していくか考えてみましょう。

劇中、主人公であるエヴァンは記憶喪失に悩んでいましたが、日記を読み返せばその日記に書いてある過去に戻れる能力があることに気が付きます。その力を使って、幼馴染のケイリーに降りかかる不運をなかったことにしようと過去に戻り、過ぎてしまった出来事を変えていくのです。

ですが、エヴァンがどのように出来事を変えていっても、エヴァン自身もしくは周りの人間が必ず不幸になってしまいます。まるで不幸が起きる事は変えられないかのように。さて、歌詞にはこのような部分があります。

「起きたことは今のまま変えられないんだ」

そしてエヴァンは悟ります。この不幸は、ケイリーと出会わないことでしか止められないことに。それはエヴァンにとってある種不幸ではあるかもしれませんが、これまでの事を考えるとまだマシなのかもしれません。そしてエヴァンは過去に戻り、ケイリーをあえて遠ざけさせることで不幸が起きない世界へと作り変えました。

「欲しいものを手に取り 自分の道を行くんだ」
「絶望して泣くのはもう止めよう」

エヴァンはケイリーが不幸にならない道、ケイリーと関わらない道を選びました。そしてエンディングではケイリーとすれ違うものの、エヴァンはそのまま声をかけずに去っていくのでした。

さて、こうしてみると「Stop Crying Your Heart Out」がどれだけ「Butterfly Effect」にハマった歌詞なのかがわかりますね。映画のタイアップのために書かれたんじゃないかと思うくらいにまさにぴったりです。このことを知ってもう一度「Butterfly Effect」を見ると、最後のシーンもより感慨深くなりますね。