「Saving All My Love For You」はホイットニー・ヒューストンが1985年にリリースした楽曲です。デビューアルバム『Whitney Houston』からシングルカットされました。
しっとりしたR&Bバラードですが、ホイットニーの伸びやかなボーカルが本当に美しいですね。80年代らしいサックスも印象的で、大人っぽい雰囲気がたまりません。本曲は全米Billboard Hot 100で1位を獲得し、ホイットニーにとって初の全米No.1ヒットとなりました。
タイトルは「あなたのために愛を取っておく」という意味ですが、歌詞では既婚男性への叶わない恋が描かれています。ホイットニーの代表曲の一つとして知られる名バラード、それでは和訳を見ていきましょう!
Saving All My Love For You/Whitney Houston 歌詞和訳と意味
[Verse 1]
A few stolen moments, is all that we shared
奪われた時間だけが 共に過ごした時間の全て
You’ve got your family, and they need you there
あなたは家庭があり 家族はあなたを必要としてる
Though I try to resist, being last on your list
でもあなたの大事な物リストの最後なんて私はイヤ
But no other man’s gonna do
でも他の男の人じゃダメだから
So I’m saving all my love for you
愛はあなたのために暖めておくの
[Verse 2]
It’s not very easy living all alone
ずっと独りで生きるのは簡単じゃない
My friends try and tell me find a man of my own
自分だけの男性を見つけなさいって友達も言う
But each time I try, I just break down and cry
でもどれだけ努力しても 上手くいかず落ち込むだけ
‘Cause I’d rather be home feeling blue
寂しく家にこもってる方がいいから
So I’m saving all my love for you
愛はあなたのために暖めておくの
[Bridge]
You used to tell me we’d run away together
駆け落ちしようって言ってくれたよね
Love gives you the right to be free
愛は自由になる権利をくれるのね
You said, “Be patient, just wait a little longer.”
「我慢してくれ もう少しだ」そう言ってくれた
But that’s just an old fantasy
でもあれはただの幻だったのね
[Verse 3]
I’ve got to get ready
私の準備は
Just a few minutes more
もう数分で終わる
Gonna get that old feeling
あの頃の気持ちがよみがえるの
When you walk through that door
あなたがあのドアから現れたらね
‘Cause tonight is the night for a feeling alright
今夜は良い感じの夜だから
We’ll be making love the whole night through
一晩中愛し合いましょうよ
So I’m saving all my love
そのために愛を暖めてた
Yes, I’m saving all my love
そうよ そのために我慢してた
Yes, I’m saving all my love for you
暖めてた愛は全てあなたのため
[Verse 4]
No other woman is gonna love you more
こんなに愛してくれる女性いるかしら
‘Cause tonight is the night that I’m feeling alright
今夜は良い感じの夜だから
We’ll be making love the whole night through
一晩中愛し合いましょうよ
So I’m saving all my love
そのために愛を暖めてたんだもの
Yeah, I’m saving all my loving
そうよ そのために我慢してた
Yes, I’m saving all my love for you
暖めてた愛は全てあなたのため
For you, for you
あなたのためよ
Saving All My Love For You/Whitney Houston 解説
実はこの曲、ホイットニーのオリジナル曲ではありません。もともとは1978年にマリリン・マックーとビリー・デイヴィス・ジュニアが録音していた楽曲で、作詞作曲はマイケル・マッサーとジェリー・ゴフィンによるものです。ホイットニー版はデビューアルバム制作時に改めてレコーディングされました。
プロデューサーのマイケル・マッサーは当初からこの曲に強い自信を持っていたそうです。一方で、当時のアリスタ・レコード社長だったクライヴ・デイヴィスは少し古風な曲だと考えていたとのこと。それでもライブで披露した際の観客の反応を見てシングル化が決まり、結果的にホイットニー初の全米No.1ヒットになりました。担当者の見る目も大事ですが、プロデューサーの押しの強さもなかなかすごい。
ちなみにこの曲は1986年のグラミー賞で最優秀女性ポップ・ボーカル賞を受賞し、ホイットニーにとって初のグラミー獲得曲となりました。さらにこの曲から始まり、ホイットニーはBillboard Hot 100で7作連続1位という歴史的な記録を打ち立てることになります。後から振り返ると、まさに伝説の始まりだった1曲ですね。
| 曲名 | Saving All My Love For You (邦題:すべてをあなたに) |
| アーティスト名 | Whitney Houston (ホイットニー・ヒューストン) |
| 収録アルバム | Whitney Houston |
| リリース日 | 1985年 8月13日(シングル) 1985年 2月14日(アルバム) |
コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。