All-4-Oneの「I Swear」は、1994年にリリースされた彼らの代表曲で、90年代のR&Bバラードを語る上で欠かせない一曲です。もともとはカントリー歌手のジョン・マイケル・モンゴメリーが同年に発表していた曲ですが、All-4-OneがR&B風にアレンジしてカバーしたことで一気に世界的ヒットへとつながりました。特に彼らの伸びやかなハーモニーとソウルフルな歌唱が加わったことで、原曲とはまた違った温かみと普遍性を持つラブソングに仕上がっています。
歌詞の内容はとてもシンプルで、永遠の愛を誓う純粋なメッセージです。「たとえどんな時も君を愛し続ける、これからの人生を共に歩んでいく」という思いが繰り返し語られ、結婚式や記念日の定番ソングとしても親しまれています。特にサビの“I swear by the moon and the stars in the sky”というフレーズは、多くの人の心に残っているのではないでしょうか。誓いの言葉を音楽に乗せてストレートに表現しているからこそ、時代やジャンルを超えて愛されているのだと思います。
音楽的には、穏やかなピアノとストリングスをベースにしたシンプルなバラードアレンジですが、All-4-Oneの最大の魅力である美しいコーラスワークが存分に活かされています。特にリードボーカルとバックコーラスの掛け合いが絶妙で、感情が高まるサビに向けて一体感が増していく構成は、聴いていて胸が熱くなる瞬間です。
リリース後、「I Swear」はアメリカのBillboard Hot 100で11週連続1位を獲得し、1994年を代表するヒット曲となりました。また、世界中のチャートでも上位を記録し、グラミー賞では「最優秀ポップ・パフォーマンス(デュオまたはグループ部門)」を受賞するなど、名実ともにAll-4-Oneのキャリアを決定づけた曲です。
今でも「I Swear」は、愛を伝える定番のラブソングとして幅広い世代に聴かれ続けています。結婚式のBGMとして流れてきたら、きっとその場が一気に温かい空気に包まれるでしょう。もしまだしっかり聴いたことがないなら、ぜひ静かな夜に耳を傾けてみてください。90年代らしい優しさと力強さを兼ね備えたハーモニーが、心にじんわり染みわたるはずです。
I Swear/All-4-One 歌詞和訳と意味
[Intro: All-4-One]
I swear by the moon and the stars in the skies
月と空に輝く星に誓うよ
And I swear like the shadow that’s by your side
君のそばに寄り添う影のように誓うよ
[Verse 1: Jamie Jones]
I see the questions in your eyes
君の瞳にある疑問が見える
I know what’s weighing on your mind
心にのしかかっているものも分かっている
You can be sure I know my part
僕が果たすべき役割を分かっていると信じていい
‘Cause I stand beside you through the years
これからの年月、ずっと君のそばにいるから
You’ll only cry those happy tears
君が流すのは幸せの涙だけ
And though I make mistakes, I’ll never break your heart
たとえ過ちを犯しても、君の心を傷つけはしない
[Chorus: All-4-One, Jamie Jones]
And I swear by the moon and the stars in the skies
月と空に輝く星に誓うよ
I’ll be there
僕は君のそばにいる
I swear like the shadow that’s by your side
君のそばの影のように誓うよ
I’ll be there
僕は君のそばにいる
For better or worse, ‘til death do us part
良い時も悪い時も、死が二人を分かつまで
I’ll love you with every beat of my heart
心臓の鼓動ひとつひとつで君を愛する
And I swear
誓うよ
[Verse 2: Delious Kennedy, Jamie Jones, Delious & Jamie with Tony Borowiak]
I’ll give you everything I can
できる限りのすべてを君に捧げる
I’ll build your dreams with these two hands
この両手で君の夢を形にする
We’ll hang some memories on the walls
壁に思い出を刻んでいこう
And when (And when) just the two of us are there
そして二人きりになった時
You won’t have to ask if I still care
僕の気持ちを疑う必要なんてない
Cause as the time turns the page, my love won’t age at all
時がページをめくっても、僕の愛は決して色あせない
[Chorus: All-4-One, Delious Kennedy, Jamie Jones, Alfred Nevarez]
And I swear (I swear) by the moon and the stars in the skies
月と空に輝く星に誓うよ(誓うよ)
I’ll be there (I’ll be there)
僕は君のそばにいる(そばにいる)
I swear (And I swear) like the shadow that’s by your side
君のそばにある影のように誓うよ(誓うよ)
I’ll be there (I’ll be there)
僕は君のそばにいる(そばにいる)
For better or worse, ‘til death do us part
良い時も悪い時も、死が二人を分かつまで
I’ll love you with every beat of my heart (Beat of my heart)
心臓の鼓動ひとつひとつで君を愛する(心の鼓動で)
And I swear
誓うよ
[Chorus: All-4-One, Delious Kennedy, Jamie Jones]
I swear (I swear) by the moon and the stars in the skies
月と空に輝く星に誓うよ(誓うよ)
I’ll be there (I’ll be there)
僕は君のそばにいる(そばにいる)
I swear like the shadow that’s by your side
君のそばにある影のように誓うよ
I’ll be there (I’ll be there)
僕は君のそばにいる(そばにいる)
For better or worse (Better or worse), ‘til death do us part (Oh no)
良い時も悪い時も、死が二人を分かつまで(そう、どんな時も)
I’ll love you with every single beat of my heart
心臓の鼓動ひとつひとつで君を愛する
[Outro: Jamie Jones & Delious Kennedy]
I swear
誓うよ
I swear
誓うよ
Whoa-oh, I swear
誓うよ
曲名 | I Swear (アイ・スウェア) |
アーティスト名 | All-4-One (オール フォー ワン) |
収録アルバム | Kickin’ It Up |
リリース日 | 1993年 11月19日(シングル) 1994年 1月25日(アルバム) |