/ 歌詞和訳と意味

[Verse 1]
It’s nine o’clock on a Saturday
土曜日の夜9時
The regular crowd shuffles in
いつもの面々が集まってくる
There’s an old man sittin’ next to me
僕の隣には年老いた男性
Makin’ love to his tonic and gin
ゆっくりとジントニックを啜っている
He says, “Son, can you play me a memory?
彼が言う「なあ君、あの曲は弾けるかい?
I’m not really sure how it goes
ちゃんと覚えちゃいないんだが
But it’s sad, and it’s sweet, and I knew it complete
悲しいが優しいサウンドで
When I wore a younger man’s clothes”
流行りの服を着ていた若い頃はよく聴いた曲なんだ」

1972年にビリーが初めてLAを訪れた頃の実体験をもとに、曲の冒頭からシーンが目に浮かぶような描写をしています。老人はピアノ弾きである彼に、若き日の思い出の曲を弾いてくれるよう頼んでいます。

[Refrain]
La, la-la, di-dee-da
La-la, di-dee-da, da-dum

もとになっている曲はないようですが、歌詞を覚えていない曲をメロディーだけ口ずさむような雰囲気を伝えている一節です。

[Chorus]
Sing a song, you’re the
歌ってくれ、ピアノマン
Sing a song tonight
今夜は歌って聞かせてくれ
Well, we’re all in the mood for a melody
みんなメロディーを楽しみたい気分なのさ
And you’ve got feeling alright
みんなを元気にさせてくれよ

それぞれに悩みを抱えている人々の心をそっと救うようなメロディーを、みんながピアノマンに求めている様子が伺えます。

[Verse 2]
Now John at the bar is a friend of mine
あそこのバーにいるジョンは僕の友達で
He gets me my drinks for free
よく酒をタダでくれるんだ
And he’s quick with a joke, or to light up your smoke
ジョークが切れる男さ、タバコの火も気がついてはよく付けてくれる
But there’s someplace that he’d rather be
でもあいつが本当にいたい場所はここじゃないんだ
He says, “Bill, I this is killing me”
「ビル、もう苦しいんだよ」
As the ran away from his face
そう言うあいつの顔からはみるみる笑顔が消えていく
“Well I’m sure that I could be a movie star
「きっとムービー・スターになれると思うんだ
If I could get out of this place”
もしもここから出られたならね」

バーテンダーをしながらも俳優の夢を捨てきれない友人を描いています。ビルという呼び名はビリーの当時のステージネームに因んだものです。

[Refrain]
Oh, la, la-la, di-dee-da
La-la, di-dee-da, da-dum

[Verse 3]
Now Paul is a real estate novelist
ポールは小説家志望の不動産屋
Who never had time for a wife
妻に構う時間もなくて
And he’s talkin’ with Davy, who’s still in the Navy
海軍を抜け損ねたデイヴィーと話してる
And probably will be for life
きっと一生そんな感じなんだろう
And the waitress is practicing politics
ウェイトレスは立ち居振る舞い方を分かってるな
As the businessmen slowly get stoned
ビジネスマンがだんだん酔っ払っていくのを上手くあしらってる
Yes, they’re sharing a drink they call loneliness
ああ、孤独って酒をみんなで分かち合ってるのさ
But it’s better than drinkin’ alone
ひとりで飲むよりはマシだから

バーテンダーのジョンと同じく、今の仕事で手一杯で本当の夢を追えずにいる友人を描いています。この節に登場する人々も、ビリーが実際の生活で出会って来た人々がベースになっているようです。

[Chorus]
Sing a song, you’re the
歌ってくれ、ピアノマン
Sing a song tonight
今夜は歌って聞かせてくれ
Well, we’re all in the mood for a melody
みんなメロディーを楽しみたい気分なのさ
And you’ve got feeling alright
みんなを元気にさせてくれよ

[Verse 4]
It’s a pretty good crowd for a Saturday
土曜にしちゃ客が集まったから
And the manager gives me a
マネージャーも喜んで笑いかけてくる
‘Cause he knows that it’s me they’ve been comin’ to see
みんな僕目当てで集まってることを分かってるんだ
To forget about life for a while
ほんのひと時でも人生の辛さを忘れるためにね
And the piano, it sounds like a carnival
カーニバルのようにピアノが響く
And the microphone smells like a beer
マイクはビールの匂いがする
And they sit at the bar and put bread in my jar
みんなバーに腰掛けて僕にチップを弾み、こう言うんだ
And say, “Man, what are you doin’ here?”
「君はこんなところで何してるんだ?」

ビリーの才能に惹かれ人々が集まってくることをバーのマネージャーも喜び上機嫌な様子が描かれています。一方で、そんな場所で演奏しているにはもったいないほどの才能を持ちながらも、夢を諦めた人々の中で演奏している彼もまた、客たちと似た境遇を共有している様子が感じ取れます。

[Refrain]
Oh, la, la-la, di-dee-da
La-la, di-dee-da, da-dum

[Chorus]
Sing a song, you’re the
歌ってくれ、ピアノマン
Sing a song tonight
今夜は歌って聞かせてくれ
Well, we’re all in the mood for a melody
みんなメロディーを楽しみたい気分なのさ
And you’ve got feeling alright
みんなを元気にさせてくれよ

曲名
(ピアノ・マン)
アーティスト名
(ビリー・ジョエル)
収録アルバム
リリース日 1(シングル)
1973年 (アルバム)