印象的なキーボードのメロディーと、ロックテイストなサウンドが特徴の「We Didn’t Start the Fire」。でもよく聴いたら歌詞はとてもユニークで、はじめ見ただけでは全くと言っていいほど意味がわからないですよね。詳しくは後で解説しますが、まずは歌詞の意味をみてみましょう。

 

“Harry Truman, Doris Day, Red China, Johnnie Ray”
ハリー・トルーマン ドリス・デイ 共産主義の中国 ジョニー・レイ
“South Pacific, Walter Winchell, Joe DiMaggio”
「南太平洋」 ウォルター・ウィンチェル ジョー・ディマジオ

“Joe McCarthy, Richard Nixon, Studebaker, television”
ジョー・マッカーシー リチャード・ニクソン スチュードベイカー テレビ
“North Korea, South Korea, Marilyn Monroe”
北朝鮮 韓国 マリリン・モンロー

“Rosenbergs, H-bomb, Sugar Ray, Panmunjom”
ローゼンバーグ事件 水爆 シュガー・レイ 板門店
“Brando, “The King and I” and “The Catcher in the Rye””
マーロン・ブランド 「王様と私」 「ライ麦畑でつかまえて」

“Eisenhower, vaccine, England’s got a new queen”
アイゼンハワー ワクチン エリザベス女王の誕生
“Marciano, Liberace, Santayana goodbye”
マルシアーノ リベラーチェ さよならジョージ・サンタヤーナ

“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“It was always burning”
火はずっと燃えていたのさ
“Since the world’s been turning”
世界が始まったときからね
“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“No we didn’t light it”
僕らは火をつけていないんだ
“But we tried to fight it”
でもチャレンジはした

“Joseph Stalin, Malenkov, Nasser and Prokofiev”
ヨシフ・スターリン マレンコフ ナーセルにプロコフィエフ
“Rockefeller, Campanella, Communist Bloc”
ロックフェラー カンパネラ 共産圏

“Roy Cohn, Juan Peron, Toscanini, Dacron”
ロイ・コーン フアン・ペロン トスカニーニ ダクロン
“Dien Bien Phu falls, “Rock Around the Clock””
ディエンビエンフーの戦い 「ロック・アラウンド・ザ・クロック」

“Einstein, James Dean, Brooklyn’s got a winning team”
アインシュタイン ジェームズ・ディーン ブルックリン・ドジャースの優勝
“Davy Crockett, Peter Pan, Elvis Presley, Disneyland”
デイビークロケット ピーターパン エルヴィス・プレスリー ディズニーランド

“Bardot, Budapest, Alabama, Krushchev”
ブリジット・バルドー ブダペスト アラバマ フルシチョフ
“Princess Grace, “Peyton Place”, trouble in the Suez”
グレース・ケリー 「ペイトンプレイス物語」 第二次中東戦争

“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“It was always burning”
火はずっと燃えていたのさ
“Since the world’s been turning”
世界が始まったときからね
“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“No we didn’t light it”
僕らは火をつけていないんだ
“But we tried to fight it”
でもチャレンジはした

“Little Rock, Pasternak, Mickey Mantle, Kerouac”
リトルロック ボリス・パステルナーク ミッキー・マントル ジャック・ケルアック
“Sputnik, Chou En-Lai, “Bridge on the River Kwai””
スプートニク 周恩来 「戦場にかける橋」

“Lebanon, Charlse de Gaulle, California baseball”
レバノン シャルル・ド・ゴール カリフォルニアにドジャースとジャイアンツが移動
“Starkweather, homicide, children of thalidomide”
チャールズ・スタークウェザー 殺人 サリドマイドの奇形児

“Buddy Holly, “Ben Hur”, space monkey, Mafia”
バディー・ホリー 「ベン・ハー」 宇宙に行った猿 マフィア
“Hula hoops, Castro, Edsel is a no-go”
フラフープ フィデル・カストロ エドセルは失敗

“U2, Syngman Rhee, payola and Kennedy”
航空機U2 李承晩 賄賂とケネディ
“Chubby Checker, “Psycho”, Belgians in the Congo”
チャビー・チェッカー 「サイコ」 ベルギー人のコンゴ独立

“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“It was always burning”
火はずっと燃えていたのさ
“Since the world’s been turning”
世界が始まったときからね
“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“No we didn’t light it”
僕らは火をつけていないんだ
“But we tried to fight it”
でもチャレンジはした

“Hemingway, Eichmann, “Stranger in a Strange Land””
ヘミングウェイ アドルフ・アイヒマン 「異星の客」
“Dylan, Berlin, Bay of Pigs invasion”
ボブ・ディラン ベルリンの壁 ピッグス湾事件

“”Lawrence of Arabia”, British Beatlemania”
「アラビアのロレンス」 ビートルズへの熱狂
“Ole Miss, John Glenn, Liston beats Patterson”
オールミス ジョン・グレン リストンがパターソンに勝利

“Pope Paul, Malcolm X, British politician sex”
ポープ・ポール マルコムX イギリスの政治家のセックス
“JFK, blown away, what else do I have to say”
ジョン・F・ケネディが暗殺 あと何があったかな

“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“It was always burning”
火はずっと燃えていたのさ
“Since the world’s been turning”
世界が始まったときからね
“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“No we didn’t light it”
僕らは火をつけていないんだ
“But we tried to fight it”
でもチャレンジはした

“Birth control, Ho Chi Minh, Richard Nixon back again”
避妊 ホーチミン ニクソンの再選
“Moonshot, Woodstock, Watergate, punk rock”
人類初の月面着陸 ウッドストック ウォーターゲート事件 パンクロック
“Begin, Reagan, Palestine, terror on the airline”
メナヘム・ベギン ロナルド・レーガン パレスチナ 空路の恐怖
“Ayatollah’s in Iran, Russians in Afghanistan”
イランのアヤトラ アフガニスタンのロシア人

“”Wheel of Fortune”, Sally Ride, heavy metal, suicide”
「ホイール・オブ・フォーチュン」 サリー・ライド ヘビーメタル 自殺
“Foreign debts, homeless vets, AIDS, crack, Bernie Goetz”
対外債務 ベトナム戦争兵のホームレス エイズ コカイン バーナード・ゲッツ
“Hypodermics on the shores, China’s under martial law”
海岸側の注射針 天安門事件
“Rock and roller cola wars, I can’t take it anymore”
コーラとペプシのロックンローラーを使った戦争 もうこれ以上はないよ

“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“It was always burning”
火はずっと燃えていたのさ
“Since the world’s been turning”
世界が始まったときからね
“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“But when we are gone”
でも僕らが死んでしまっても
“Will it still burn on, and on, and on, and on”
炎はずっと 永遠に燃え続けるんだ

“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“It was always burning”
火はずっと燃えていたのさ
“Since the world’s been turning”
世界が始まったときからね
“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“No we didn’t light it”
僕らは火をつけていないんだ
“But we tried to fight it”
でもチャレンジはした

“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“It was always burning”
火はずっと燃えていたのさ
“Since the world’s been turning”
世界が始まったときからね
“We didn’t start the fire”
火をつけたのは僕らじゃない
“No we didn’t light it”
僕らは火をつけていないんだ
“But we tried to fight it”
でもチャレンジはした

※””部分は「We Didn’t Start the Fire(邦題:ハートにファイア)」 – Billy Joel(ビリー・ジョエル)より引用

ビリー・ジョエルが40歳になった時のこと。レコーディングスタジオでジョン・レノンの息子であるショーンの友達と話したことがあったのですが、なんと彼はビリーの生まれ育った50年代にどんな出来事があったのか知りませんでした。

21歳にもなる彼が、50年代に朝鮮戦争や第二次中東戦争などの動乱があったことを知らないことに驚いたビリーは、彼が生まれた時代に活躍した人物や映画、出来事を歌詞に盛り込んだ曲を作り始めました。これが「We Didn’t Start the Fire」になったのです。

「We Didn’t Start the Fire」の歌詞には、ビリー・ジョエルが生まれた1949年から1年毎の出来事が大量に挙げられています。それこそ政治的なものから流行った俳優、映画、兵器の名前まで多種多様です。歴史に親しみやすい曲であることから、様々な学校で学習教材としても使われました。

ちなみにビリーはサウンドやメロディから曲作りすることが多いのですが、この曲は歌詞から作られました。「We Didn’t Start the Fire」は彼の中では異色の曲だと言えますね。

曲中のワード1つ1つに解説をしていくと膨大な量になってしまうのでここでは控えますが、細かく見たい方はWikipediaに解説が載っているので見てみることをおすすめします。

ハートにファイア – Wikipedia

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記事作成にあたり参考にさせていただいたサイト: Songfacts, 英語版Wikipedia