Have You Ever Seen The Rain?/Creedence Clearwater Revival 歌詞和訳と意味
[Verse 1]
Someone told me long ago
ずいぶん前に誰かが言った
There’s a calm before the storm
嵐の前の静けさがあると
I know, it’s been comin’ for some time
知ってるさ、時々あるよね
When it’s over, so they say
それが過ぎたら、彼らは言う
It’ll rain a sunny day
晴れてるのに雨が降るって
I know, shinin’ down like water
知ってるさ、水のようにキラメキながら降り注ぐんだ
[Chorus]
I wanna know, have you ever seen the rain?
俺は知りたい、君はそんな雨を見たことがあるかい?
I wanna know, have you ever seen the rain?
俺は知りたい、君はそんな雨を見たことがあるかい?
Comin’ down on a sunny day
晴れた日に降る雨のことだよ
[Verse 2]
Yesterday, and days before
昨日も、一昨日も
Sun is cold and rain is hard
太陽は雲に隠れて、激しい雨が降っていた
I know, been that way for all my time
知ってるさ、俺の人生はいつもそんな調子だよ
‘Til forever, on it goes
死ぬまで続くんだろう
Through the circle, fast and slow
そんな感じで、遅かれ早かれ
I know, it can’t stop, I wonder
知ってるさ、この流れを食い止めることはできない
[Chorus Repeat 2]
I want to know, have you ever seen the rain?
俺は知りたい、君はそんな雨を見たことがあるかい?
I want to know, have you ever seen the rain?
俺は知りたい、君はそんな雨を見たことがあるかい?
Comin’ down on a sunny day
晴れた日に降る雨のことだよ
曲名 | Have You Ever Seen The Rain? (邦題:雨を見たかい) |
アーティスト名 | Creedence Clearwater Revival (クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル) |
収録アルバム | Pendulum |
リリース日 | 1971年 1月(シングル) 1970年 12月9日(アルバム) |
Have You Ever Seen The Rain?/Creedence Clearwater Revival 解説
アメリカ出身のロックバンド、Creedence Clearwater Revival(CCR)の「Have You Ever Seen The Rain?」が発表されたのは1971年です。
当時、“The Rain” がベトナム戦争に使われたナパーム弾と捉えられ、アメリカ政府はこの曲を放送禁止にしました。“The Rain” がナパーム弾のメタファーであることは “shinin’ down like water(水のようにキラメキながら降り注ぐ)” の言い回しから、連想されても不思議ではありません。サビで “I wanna know(俺は知りたい)” と知っているにも関わらず、“雨を見たかい?” と敢えて疑問を投げかけているのも、思わせぶりな印象を感じます。
この曲を書いたジョン・フォガティはインタビューで、このメタファーを否定し、バンド内の軋轢を描いた曲であると答えています。実際、この曲の発表と同時にジョンの兄でギター兼マネージャーのトム・フォガティが脱退、翌年の1972年にCCRは解散します。
この曲は長く続かない天気雨をテーマにしつつ、一生激しい雨が続くことを嘆いているので、いくつかの意味合いが含まれてるのでしょう。