Lovely Rita/The Beatles 歌詞和訳と意味
[Intro Repeat 2: John Lennon, Paul McCartney & George Harrison]
Lovely Rita, meter maid
ラヴリーリタ、メーターメイド
[Chorus 1: Paul McCartney]
Lovely Rita, meter maid
ラヴリーリタ、メーターメイド
Nothing can come between us
僕たちの間は誰にも邪魔させない
When it gets dark I tow your heart away
夕暮れになったら君のハートをレッカーする
[Verse 1: Paul McCartney]
Standing by a parking meter
パーキングメーターにいる
When I caught a glimpse of Rita
リタをちらっと見かけた
Filling in a ticket in her little white book
小さな白い手帳に駐車違反の切符を切ってる
In a cap she looked much older
キャップを被った彼女は老けて見えた
And the bag across her shoulder
肩にかけたバッグは
Made her look a little like a military man
軍人のようだった
[Chorus 2: Paul McCartney and (Lennon, McCartney & Harrison)]
Lovely Rita, meter maid
ラヴリーリタ、メーターメイド
May I inquire discreetly
少しお尋ねします
When are you free to take some tea with me?
暇な時に僕とお茶でもいかがですか?
Rita!
リタ!
[Verse 2: Paul McCartney]
Took her out and tried to win her
彼女をディナーに誘って
Had a laugh and over dinner
笑わせようとした
Told her I would really like to see her again
また会いたいと彼女に告げた
Got the bill and Rita paid it
勘定はリタが払った
Took her home, I nearly made it
彼女を家まで送り、もう少しの所で
Sitting on the sofa with a sister or two
ソファに妹が座っていた、しかも二人!
[Chorus 3: Paul McCartney]
Oh, lovely Rita meter maid
ラヴリーリタ、メーターメイド
Where would I be without you?
君がいなくなったら僕は何処へ行けばいい?
Give us a wink and make me think of you
ウィンクひとつで僕は君のトリコだよ
[Outro Repeat 4: John Lennon, Paul McCartney, & George Harrison and (Paul McCartney)]
Lovely Rita meter maid
ラヴリーリタ、メーターメイド
(Believe it!)
信じて
曲名 | Lovely Rita (ラヴリー・リタ) |
アーティスト名 | The Beatles (ザ・ビートルズ) |
収録アルバム | Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band |
リリース日 | 1967年 5月26日(アルバム) |
Lovely Rita/The Beatles 解説
「Lovely Rita」はリバプール(イギリス)のロックバンド、ビートルズが1967年に発表した楽曲です。ポールの曲です。
色んなサウンドが散りばめられてて、ある意味サイケデリックビートルズの真骨頂です。これだけ楽しそうに音遊びしてるのに、ソロではやらないって不思議ですよね。バンドでは好き勝手やっておきながら、ソロで落ち着くのはビートルズでも他のバンドでも共通事項です。
◎メーターメイドに恋をする
アメリカのスラングで女性の駐車違反取締官のことをメーターメイドと呼びます。ポールはメイドの響きにセクシャリティを感じて、リタという女性の名前を当てはめました。ビートルズは語感を大切にしてるんです。
女性の交通取締官に恋をする話はいかにもポールらしい歌詞です。ジョンの歌詞は真実を追求する傾向にあります。
この二人の違いが刺激し合って、偉大なソングライターを生んだとジョージ・マーティンは分析してます。二人が出会わなかったら、良いソングライター止まりだったかもしれないと語ってるほどです。
アルバム発売から何年も経過してミータ・デイヴィスという駐車違反取締官が自分のことだと名乗りを上げました。ポールに駐車違反切符を切った際、フルネームのサインを見て “歌にできそうな名前だね” と言われたそうですよ。